カメラの機能にISO感度があるが、最初のうちはどう使っていいかわからなかったりする。
基本的に低感度でそのままだけど、場面によって感度を上げることも。
今回はISO感度とはどういった機能で、どんな良い点・悪い点があるのかを簡単に説明していく。
ISO感度って何?
光を受け取る力のことで、数値が大きくなるほど感度がよくなる。
光に対する反応が良くなるため、暗い場所でも明るく取ることが可能。
ISO感度を上げることの利点
利点は、シャッター速度を上げられること。
光に対する感受量が増えるため、感度を上げることでそれなりのシャッター速度を得ることが可能になる。
早朝や夕方、室内など十分な明るさが得られないときがあり、そういった時に手持ちで撮るとブレが発生し何を撮ったかわからなくなる。
どんなにいい被写体、どんなにいい場所でもブレてしまうとそれだけで台無しになる。
また被写体が動いている時も、速度が遅いとブレて見える。
このような時に有効なのが、ISO感度を上げてシャッター速度を上げること。
手持ちで撮影するときにブレを抑えたいなら、感度を上げてシャッター速度を1/125秒くらいまで上げよう。


今漢字で同じF値でもISO感度を上げると、シャッター速度も上がる。
ISO感度を5000は上げすぎだが。
シャッター速度とISO感度などとの関係はこちらの記事でも紹介しているので、軽く見ておいてほしい。
ISO感度を上げることの欠点
欠点、それは高感度ノイズが発生する。
ノイズは写真にざらつきを発生させ、画質を劣化させる。
意図的に発生させない限り、ノイズは不要な存在。
手持ちの夜景写真のように、速度を上げるために感度を上げると、高感度ノイズが出やすい。
極端な例ですが、拡大すると分かりやすいです。
しかしブレとノイズとどちらが嫌かというと、ブレのほうが嫌です。
先ほども言ったように、ブレてしまえばすべてが台無しになる。
そのため感度を上げて速度を速くし、その中で許容できるノイズ量を探すことが大事。
あと、ストックフォトに登録する場合、ブレが駄目なのは当然だがノイズが入っているのも不採用になる。
そのためISO感度も上げるにしても400くらいまでが限度で、基本的には100や200くらいがちょうどいい。
ISO感度は上げてもいい
感度を上げる意味は、シャッター速度を上げるために必要になるから。
画質の劣化から見れば上げない方が良いが、必ずしも低感度で十分な速度を得られるわけじゃない。
なので必要に応じて感度を調整し、納得いく写真を撮るようにしたい。
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