プロテクト(レンズ保護)フィルターは、カメラレンズを傷から守るためにも必要なものです。
撮影する際は、アクシデントがあったりしてレンズがどこからぶつかることもあります。
そこで、プロテクトフィルターが必要になりますが、ここではレンズ保護フィルターの選び方や使い方などを紹介していきます。
プロテクトフィルターにはどんな効果があるの?

プロテクトフィルターの効果には、この二つが挙げられます。
レンズがぶつかって破損することを防ぐ
プロテクトフィルターは、衝撃から守ることができレンズの破損を防ぐことができます。
プロテクトフィルターをレンズの前に設置することで、レンズに直接衝撃が加わることを防ぎます。
屋外で撮影する際にレンズキャップをせずに移動したりすることがありますが、ふとした拍子にどこにぶつけてしまう可能性もなくはありません。
そこでレンズがぶつかって割れたりしたら、それ以降は撮影ができませんよね?
そんなときに、プロテクトフィルターがあるとレンズをむき出しの時よりも破損しにくくなるので、安心して撮影することができます。
レンズのガラス面が直接汚れるのを防ぐ
プロテクトフィルターは、レンズのガラス面が汚れるのを防いでくれます。
直接レンズが汚れてしまうと、お手入れが大変ですよね?
しかし、プロテクトフィルターが付いていることで、指紋が付いたりして汚れるのはフィルターなので、気軽にお手入れができますよね。
そんな感じで、レンズを汚れから守るためにもプロテクトフィルターは必要ですよ。
プロテクトフィルターを選ぶ時のポイントは4つあります
プロテクトフィルターを選ぶ時は、この4つのポイントを押さえておきましょう。
フィルター径を確認する
フィルターを選ぶ時は、レンズとフィルター径があっていることを確認することが大事です。
レンズとフィルター径があっていないと、装着することができません。
装着できないと、フィルターの意味がないですよね。
なので、レンズとフィルター径は合っているものを選びましょう。
また、PLフィルターやNDフィルターとは違い、プロテクトフィルターはレンズそれぞれに一枚ずつ用意しておく方がいいです。
撥水・防汚・帯電防止コーティング
フィルターには、撥水・防汚・帯電防止コーティングがあった方が良いです。
小雨時でも撮影することもあるので撥水コーティングはある方が良いですし、汚れたときに簡単に綺麗にできるので防汚コーティングも、また埃が付きにくいように帯電防止コーティングがあった方が良いですよ。
撮影中に水滴がついたときや汚れたときなど、簡単に取り除くことができるとスムーズに撮影することができますよね。
なので、このようなコーティングがあるものを選ぶようにしましょう。
薄枠を選ぶ
フィルターの枠が画面に移り込まないようにするためにも、薄枠のものが必要です。
大口径の超広角レンズなどは、フィルター枠が厚いと写り込んでしまうことがあります。
フィルター枠が写り込んでしまうと、せっかうの写真が台無しになってしまいます。
それを防ぐためにも、薄枠のフィルターを選ぶようにしましょう。
反射率は0.5以下のもの
フィルターを選ぶ時は、反射率が低いものが良いです。
反射率が高いと、フレアやゴーストが発生しやすくなります。
それを防ぐためにも、反射率は低いものを選びましょう。
反射率が0.5以下のものであってもそれほど値段は高くなかったりするので、予算に合わせてできるだけ低反射のものを選ぶ方が良いですよ。
プロテクトフィルターはレンズの前面につけるだけ!
プロテクトフィルターの使い方は簡単で、レンズの前面につけるだけです。
レンズのガラス面が傷つかないようにするためなので、当然ですよね。
向きと斜めにねじ込まないように注意すれば、OKですよ。
初心者にもおすすめのプロテクトフィルターを紹介します
手ごろな値段で、コーティング・薄枠・低反射率のものを選ぶなら、MARUMI レンズフィルター EXUS レンズプロテクトがおすすめです。
撥水・防汚・帯電防止コーティングがあり、薄枠設計、そして反射率0.3で比較的安価に手に入れることができます。
マルミは、日本メーカーでもあるので、安心して使うことができます。
ちょっと高くなりますが、同じマルミのEXUSに強化ガラスを採用している物があります。
強化ガラスを使っているので、通常のものよりも衝撃に強くなっているので、より安心して使いたいならこちらもおすすめですよ。
プロテクトフィルターの選び方:まとめ
プロテクトフィルターは、レンズを保護するために必要不可欠なものです。
常に付けておくものなので、しっかりと選ぶ時のポイントを押さえておくことが必要です。
- サイズを確認
- コーティング
- 薄枠
- 反射率
この点をしっかりと押さえて、レンズを傷や汚れから守りましょう。
また、こちらの記事でPLフィルターの選び方、NDフィルターの選び方をそれぞれ紹介しているのでこちらも参考にしてください。
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