財布とか古くなってきて、買い替えようと思ってたりしてませんか?
買うと高いし、必ずしも自分の納得する大きさだったりするわけじゃありません。
なので買ったはいいけど、そこまで愛着を持てなかったりすることも。
そんな時は自分で財布を作って、使うことも選択肢の一つです。
レザークラフトのメリット・デメリット
レザークラフトで小物を作るのにもメリットがあるので、それを知っておきましょう。
既製品を買うよりも安くできる
革製品は値段が高いものが多く、価格と価値が釣り合っているか疑問に思うこともある。
職人が作ったものであれば値段相応かなと思うが、高額な商品は手が出しにくい。
そんな時に自分で作れば、材料費と工具だけで済むので安く抑えることができる。
自分で修繕することができる
レザークラフトで作った財布などであれば、自分で直すことができます。
自分で作ったものだからこそ、どういう順番で作ったのか分かり、不具合が生じた時に自分で手を加えることが可能。
業者などに修理を依頼すると高額になったりしますが、自分で直せば材料費だけで済む。
初期費用が高くなりがち
レザークラフトをするには、専用の道具が必要になります。
最低限そろえておく道具が多いので、初期費用が高くなりがちな点がデメリット。
道具は壊れなければ使い続けることができるので、趣味で続けるのなら必要経費と割り切りましょう。
夜の作業には向かない
革に穴を開ける目打ちは、金づちなどで叩かなければいけません。
夜中などは騒音になって苦情が来てしまうので、作業する時間が限定されてしまう。
夜でも作業したい場合はサイレント菱目打ちという、叩かずに穴を開けられるものがあるのでそれを使おう。
レザークラフトではどんな物が作れるのか
レザークラフトで作れるのはたくさんありますが、一般的なものはキーホルダーや財布、バッグといったところでしょうか。
僕が作ったことがあるもの紹介します。
小銭入れ
左のほうは最初に作ったやつですが、ボロボロ。
右のは失敗した点を修正して作りました。
型紙は買わずに、自分で作成してやることに(費用削減)。
最初に作った小銭入れは色々と問題も多かった。
道具をセット物とそれとは別にトコノール、菱目打ちを買ったのですが、トコノール以外はほぼ失敗だった。
安いセット物を買ったのが悪かったのですが、その中で実際に使ったものは糸・針・コーンスリッカー・目打ち・サンドスティック・はさみ・線引き。
針はすぐに曲がり折れてしまいはっきり言って意味がなく、目打ちとはさみは百均で売ってる。
線引きですがこちらは、しっかりとしたステッチンググルーバーを買った方がいい。
別で買った菱目打ちは細いので穴が小さく、針が駄目だったのもありとても縫うのがとても大変だった。
二つ折り財布
二つ折り財布は小銭入れを作ったあとに、長財布を作るまでのつなぎとして使うために作りました。
色々と見た目が悪いですが、それなりに使えます。
これを作るときにクラフト社の菱目打ちと丸針に変えて、安いけどちゃんとしてるステッチンググルーバーも買って使いました。
革は端切れを買って使っていたので、色の統一感がない。
自分で設計して作った初めての二つ折り財布にしては、マシなんじゃないかと。
長財布
この長財布は二つ折り財布の次に作ったやつですが、画像上部のカードポケットは最近作り直している。
自分で作ったやつだと手直しとかもやり易いからいいですよ。またちょっとミスしてますが・・・。
この長財布は12月の終わりに作ったもので、染色に挑戦してみました。
ぶっちゃけ最初に作った長財布に思いのほか愛着を持っていたみたいで、使うかどうかちょっとわからない・・・。
レザークラフトは楽しい
自分で設計してると色々とミスってるとこを発見できて、次はこうしようああしようと考えられて面白い。
DIYなどが好きな人に、レザークラフトはおすすめです。
キーホルダーなどであれば端切れでも作れるので、レザークラフトを始めてみませんか?