レザークラフトで床面処理やコバ磨きの仕方 耐久性を上げるためにもとても重要

レザークラフト

コバや床面はしっかりと処理をすることで、耐久性や見た目が良くなる。

作った作品を長く使用するためにも、しなくてはいけない処理です。

ここでは、そんな床面処理やコバ磨きについて簡単に説明していく。

床面処理やコバ磨きってなに

革の床面(裏面)やコバ(断面)のざらざら感をなくして、つるつるにすること。

革はそのままの状態だと、床面やコバがざらざらしている。

その状態で使うと摩耗するのが早くなってしまい、傷みやすくなる原因に。
また毛羽立っていると見た目も悪い。

耐久性や見た目をよくするためにも、床面処理やコバ磨きをすることはとても大事。

必要になる道具

床面処理やコバ磨きに必要になものは、床面処理剤・ガラス板・コーンスリッカーが最低限必要。

革の厚さによってはスリッカーではやりにくいこともあり、その場合はガーゼや不織布を使うようにする。

床面処理・コバ磨きのやり方

床面処理とコバ磨き、それぞれ別に説明。

床面処理の仕方

床面処理は床面処理剤を伸ばす方向に注意した方がいいと思っている。

繊維の方向を確かめる

革は曲げやすい方向があり、折り目になる部分が繊維の走っている方向。

この革ならこんな感じで繊維が走っている。

床面処理剤を塗る

床面処理剤を塗ったら、それを全体に薄く広げる。

へらで伸ばしたり、面倒なら指で伸ばして大丈夫。

指で伸ばした場合は磨く前に手を洗っておきましょう。

ガラス板で磨く

床面処理剤を伸ばした、ガラス板で磨いていく。
ガラス板がなければ底が丸みのある小瓶などを使ってもOK。

磨く時の方向ですが、ここで繊維に沿って磨く。

個人的な考えですが繊維に対して垂直に磨いてしまうと、繊維が開いてしまって革に良くないんじゃないかなと。

あと革はパーツごとに切る前に、床面処理をしておくことがおすすめ。

床面処理剤を伸ばしすぎたときなど、カットした後だと銀面(表面)に付着する恐れがある。

しかしカットする前に処理をしておけば、仮に銀面に付着してもそこを避けてパーツを切り出せばいいので、慣れないうちは最初に床面処理をしておくようにしましょう。

薄い革のコバ磨きの仕方

コバを磨く時はコーンスリッカーを使うことが多いですが、薄い革だとうまく磨けない。

ガーゼを使う

1mm以下の厚さの革のコバを磨く時は、ガーゼや不織布を使うと楽。

コバに床面処理剤を薄く塗ったら、角がしっかりしている台に乗せ、ふちを合わせてガーゼで磨いていく。
写真はゴム板を利用。

カードポケットや小銭入れのマチの部分などは、このようにして磨くと確実。

ミニルーターを使う

コバ磨き用のビットが売っているので、ミニルーターを利用するのも有効。

ミニルーターは電動なので多少楽をしたい場合にいい。

電池式じゃなく、コンセントから電源とるものを利用しないと回転が弱い。

それと初めのうちは市販されているコバ磨き用のビットを利用すること。

自作してちょっと残念な結果になった人がいる・・・。

厚めの革や張り合した革を磨く場合

厚めの革などは磨きやすいですが、磨く前に面取りをしておくと仕上げりが綺麗になる。

面取りをする

磨く前に磨くまえに、ヘリ落としを使って角を落とそう。

角を落とすことで形が崩れにくくなるので、余裕があれば面取りしておきましょう。

面取りするとこんな感じ。

コバをサンドスティックで整えてから磨く

一枚物ならそのまま磨けばいいですが、張り合わせたものは磨く前にサンドスティックで段差を整えることが大事。

革を張り合わせると段差ができてしまうので、段差をなくすためにもサンドスティックで削って滑らかにしておく必要がある。

段差を整えずにコバ磨きをすると、凸凹が目立つので必ず行いましょう。

床面処理剤をコバに塗ったら、スリッカーを動かして磨く。

単純作業だけど磨けば磨くほど綺麗になっていくので、楽しく作業ができる。

上は張り合わせた革で、ちょっと凹凸が目立つが、表面がすべすべして光っているのがわかる。
下は未処理のコバ。

注意すること

床面処理やコバ磨きをする際に注意しなければいけないことがあり、それが銀面に処理剤が付かないようにすること。

処理剤が付いてしまうと跡が残り、オイルなどで手入れをする時にそこだけオイルが浸透しません。

見た目が悪くなるので、銀面に処理剤が使にように注意して作業しましょう。

コバ磨きは重要な仕上げ

床面処理は組み立てる前には終わるものだが、コバ磨きは最後の仕上げとして大なう作業。

目に見える部分でもあるので、しっかりと処理をして綺麗に輝かせられるようにしておきましょう。

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