ベシャメルソースがダマになるのじゃー。
しっかりと練りながら作ればいいやろ。
ポイントを押さえれば失敗せずに作れるよ。
この記事では、ベシャメルソースの作り方を紹介していきます。
グラタンやドリア、シチューなどに使えるのでしっかりと作り方を覚えていきましょう。
- 薄力粉はさらっとするまで熱する
- 牛乳は少しずつ加えてしっかり混ぜる
- 牛乳を加えたらしっかり加熱する
ベシャメルソース:レシピ
材料 | 分量 |
バター | 50g |
薄力粉 | 50g |
牛乳 | 1000g |
準備しておくこと
- 牛乳は常温に戻しておくこと
バターを溶かして薄力粉を加熱する
鍋にバターを入れ火にかけ溶かし、薄力粉を加えます。
薄力粉がさらっとするまで混ぜながら加熱します。
加熱のし過ぎで焦げてしまうとブラウンソースになってしまうので、慣れるまでは弱火でゆっくり加熱するようにしましょう。
牛乳を少し加えてよく混ぜる
牛乳を少し加えて、加越しながら混ぜます。
ここで大量に牛乳を加えてしまうとダマになる原因になるので、必ず少量ずつ加えること。
薄力粉が牛乳を吸収するとまとまってくるので、練るように加熱します。
再び牛乳を加えて、加熱しながら混ぜ、練っていきます。
これを加える牛乳がなくなるまで繰り返します。
最初は固体と液体なので少しずつ牛乳を加えているが、後半になれば一度に加える牛乳の量を増やしても大丈夫です。
また、牛乳を加えてからしっかりと練ることで、滑らかなベシャメルソースが作れます。
塩・胡椒であたりを決める
最後に塩・コショウで味を決めます。
写真は黒コショウを使っていますが、白コショウにすることで目立たなくなりますよ。
ベシャメルソースを保存するには
密閉できる容器に入れ、冷蔵庫で数日、冷凍庫で一か月位保存することができます。
一度冷めたものは少し濃度が濃くなっていたりするので、牛乳で伸ばしてから使うようにしましょう。
そもそもベシャメルソースとはなに?ホワイトソースとの違いは?
ベシャメルソースとは、バターと薄力粉を熱し牛乳を加えて作る白いソース。
フランス料理の基本のソースの一つで、グラタンやクリームコロッケなどに利用します。
ホワイトソースとの違いですが、ホワイトソースは白いソースの総称でありベシャメルソースはその一種になります。
日本では、どちらも同じものとして扱われていたりすることが多いですね。
ベシャメルソースの濃度による使い分け
ベシャメルソースは、グラタンやドリアなどであればそこまで濃度はなくていいですが、クリームコロッケなどは崩れない濃度が必要です。
そのため、作る料理によって、濃度を使い分けることが大事ですよ。
濃度を薄くしたい場合は、出来上がってから牛乳を足すことで調整できます。
逆に濃度の強いものを作る場合は、最初からバターと薄力粉の分量を多めにしましょう。
クリームコロッケを作るなら、バター60~65g、薄力粉60~65g、牛乳500g位。
ベシャメルソースを手軽に作るにはホイッパーを使おう
ベシャメルソースを作るときに、木べらでじっくりと練るのは丁寧でいいですが、これだと時間がかかってしまいます。
手軽に作りたい場合は、薄力粉を熱したら牛乳を一気に入れて、加熱しながらホイッパーで混ぜましょう。
これだけで簡単に作ることができます。
木べらでやっているときに牛乳を入れすぎてダマになった場合は、ホイッパーで混ぜるとダマが消えるのでやってみましょうね。
ベシャメルソースの作り方まとめ:固めに作っておいた方が便利
ベシャメルソースは、クリームコロッケを作るほどで固くなくてもいいですが、ある程度固めに作っておいた方が後から濃度の調整がしやすいです。
グラタンにするのかドリアにするのか、シチューにするのか目的に合わせて固さを変えましょう。
この記事で紹介したベシャメルソースのレシピは固めなので、調整しやすくなってます。