この記事では、中古のデスクトップパソコンの選び方や注意点を紹介しています。
できるだけ費用を抑えるために中古パソコンを選ぶ人もいると思いますが(僕がそうです)、その際には最低限押さえておきたいものがあります。
これからデスクトップの中古パソコンを購入しようとしている人は、選び方や注意点を参考にしてみてください!
中古のデスクトップパソコンを選ぶ時の注意点5つ
- OSはWindows10以上を選ぶこと
- CPUはCoreiまたはRyzenを選ぶこと
- メモリは8GB以上を選ぶこと
- ストレージはSSD240GB以上を選ぶこと
- 保証があるパソコンを選ぶこと
デスクトップの中古パソコンを選ぶときは、以上の5つのことに注意しましょう。
これらの注意点をおろそかにすると、購入してから公開することも…。
中古パソコンを購入するときの注意点をそれぞれ解説していくので、確認していきましょう。
注意点①:Windowsバージョンは10以上を選ぶこと
OSバージョン | サポート期限 |
Windows7 | 終了 |
Windows8.1 | 2023年1月 |
Windows10 | 2025年10月 |
Windows11 | 未定 |
中古のデスクトップパソコンを選ぶ時の注意点①は、Windowsバージョンを10以上のものか確認することです。
現在の最新のバージョンはWindows11ですが、販売されている中古パソコンにはWindows7やWindows8などもあります。
Windows7はすでにサポートが終了しており、Windows8も2023年1月にサポートが終了することが決まっています。
Windows10の場合は2025年まではサポートがあるので、まだ時間的に猶予がある感じです。
中古のデスクトップパソコンといっても、すぐ買い替えるわけではなく長く使うこともありますよね?
そのようなときに、サポートが切れていたりすぐにサポートが終了してしまったら長く使い続けるのは難しいです。
このようなことから、中古のデスクトップパソコンを選ぶときは、最低でもWindows10以上のバージョンを選ぶようにしましょう。
できるならWindows11を選んでおくと長く使うことができますし、CPUの世代もintelならcoreiシリーズも8世代以降のものになり性能もいいのでおすすめですよ。
注意点②:CPUはCoreiシリーズまたはRyzenシリーズを選ぶこと
CPU | 性能 | おすすめ度 |
Celeron | 低い | ★★ |
pentium | 低い | ★★ |
athlon | 低い | ★★ |
Coreiシリーズ | 高い | ★★★★★ |
Ryzenシリーズ | 高い | ★★★★★ |
中古のデスクトップパソコンを選ぶ時の注意点②は、CPUはCoreiシリーズまたはRyzenシリーズを選ぶことです。
というのも、CeleronやPentium、AthlonなどはCPUの性能が低いからです。
ワードやエクスセルなどの軽めの作業が中心だったとしても、CPUの性能が低いと快適に作業できなかったりします。
そのため、ある程度以上の性能があるCoreiシリーズやRyzenシリーズのCPU搭載の製品を選んでおきたいものです。
ただし、CoreiシリーズやRyzenシリーズだからといって、若い世代のCPUだと性能は低かったりします。
中古のデスクトップパソコンを選ぶときは、Coreiシリーズは7世代以下ならi5またはi7を、8世代以上ならi3以上でもある程度の作業なら快適に行うことができます。
第8世代のCorei3であれば、zoomを使ったりするぐらいなら快適に作動しますよ(経験談)。
注意点③:メモリは8GB以上を選ぶこと
メモリ | メイン作業 |
4GB | 事務作業・インターネット検索・動画閲覧・メール作成等 |
8GB | 軽めの画像編集など |
16GB | 動画編集や画像編集 |
中古のデスクトップパソコンを選ぶ時の注意点③は、メモリは8GB以上のものを選ぶことです。
CPUは処理性能を左右しますが、CPUを十分に稼働させるにはメモリがとても重要になってきます。
メモリが小さいと動作がかくかくしたり、処理が遅くなったりします。
4GBあれば事務作業やネット検索などはできますが、もっさりした動作になることも…。
そのため、事務作業などがメインであっても、できれば8GBはあると快適に作業することができるでしょう。
しかし、仕事をしているとどのような作業が舞い込んでくるかわかりませんよね?
なので、メモリは最低でも8GB以上は欲しいですし、16GBあればたいていの作業は快適にこなすことができます。
当然重い処理をすることになれば、もっと高いスペックが必要になるので、その場合は中古パソコンではなく新品でスペックを強化したものを買うのがいいですよ。
注意点④:ストレージはSSDで240GB以上を選ぶこと
ストレージ | 使用用途 |
240GB | ソフトなどをあまりインストールしない |
500GB | それなりにソフトをインストールする |
1TB | ソフトをインストールしたり写真などを保存 |
中古のデスクトップパソコンを選ぶ時の注意点④は、ストレージはSSDで240GB以上のものを選ぶことです。
どのような使い方をするのかによっても違いますが、容量は240GBはないと基本的なソフトをインストールしただけでもすぐにいっぱいになることも…。
当然写真などの保存が多くなれば、もっとたくさんの容量が必要ですし、外付けのSSDに保存するということも選択肢に出てきます。
また、HDDではなくSSDであることは、パソコン起動時の速さやデータの読み書きの速さなども関連しています。
ぶっちゃけHDDはパソコンの起動は遅いですし、データの読み書きも遅くかなりストレスです。
そしてHDDは故障しやすいので、ストレージはSSDのものを選んでおくのがおすすめです。
また、SSDは通常のものではなく、M.2規格のSSDを選んでおくと処理速度が速くて快適になります。
注意点⑤:保証がついている商品を選ぶこと
保証 | 壊れた時など |
ついている | 安心 |
ついてない | 不安 |
中古のデスクトップパソコンを選ぶ時の注意点⑤は、保証がついている商品を選ぶことです。
中古パソコンだからと言って、すぐに故障してしまったりしたら作業ができませんよね。
そのため、中古パソコンを購入するときでも、必ず保証がついているものを選ぶようにしましょう。
保証がついていれば故障した時なども、修理してもらうことが可能です。
また、初期不良などは基本的に7日以内であれば、返品や返金に応じていることがほとんどです。
変な使い方をしていなければ、中古パソコンであったとしても初期不良以外で故障したりすることは少ないでしょう。
僕は中古で購入したパソコンを4~5年くらい使っていましたが、故障などのトラブルは一度もありませんでしたよ。
中古のデスクトップパソコンを購入する際に確認しておきたい3つのこと
- 必要な端子があるか確認すること
- 光学ドライブがあるか確認すること
- マウスやキーボードが付属するか確認すること
中古のデスクトップパソコンを購入するときに確認しておきたいことは、以上の3つになります。
ぶっちゃけofficeソフトはなくても、GoogleドキュメントやGoogleスプレッドシートなどを利用すればいいので省いています。
それ以外の確認しておきたいことを紹介しているので、確認していきましょう。
確認したいこと①:必要な端子が備わっていることを確認すること
中古のデスクトップパソコンを購入するときに確認しておきたいこと①は、必要な端子が備わっていることです。
端子にはいろいろありますが、USB端子・HDMI端子・LAN端子が備わってることは確認しておきましょう。
USB端子は当然ですが、これはUSB3.0以上の規格のものが4つ以上は欲しいところです。
また、古い製品だと、HDMI端子がついていないこともあります。
そのような場合、D-sub端子やDVI端子にHDMIに変換するアダプタをつけて使用するなどの工夫が必要です。
しかし、変換アダプタを使用してHDMIケーブルを利用すると、音声が出ないのでその点に気をつけなければいけません。
中古のデスクトップパソコンは、基本的に無線LANに対応していないのでLAN端子がついていることは必ず確認しましょう。
確認したいこと②:光学ドライブの有無を確認すること
中古のデスクトップパソコンを購入するときに確認しておきたいこと②は、光学ドライブがあるかどうかです。
光学ドライブは、ソフトなどをCDやDVDで読み込まないのであれば必要ありませんが、読み込む機会があるのなら必須になります。
といっても、後で外付けの光学ドライブを購入すればいいので、そこまで深く悩まなくてもいいでしょう。
光学ドライブがついていれば、あとから購入するなどのわずらわしさが減るくらいに思っていてもいいかもしれません。
光学ドライブが搭載されていなければ、その分パソコンケースが薄くなっていたりもするので、自分の用途に合わせて選ぶようにしましょう。
確認したいこと③:マウスやキーボードなどの付属品を確認すること
中古のデスクトップパソコンを購入するときに確認しておきたいこと③は、マウスやキーボードなどの付属品があるかどうかです。
マウスやキーボードがついていると、中古のデスクトップパソコンが届いたらすぐに使うことができます。
すでにマウスやキーボードを持っているならいいですが、初めてパソコンを購入するなどで持っていない場合はこれはしっかりと確認しておきましょう。
付属のマウスやキーボードも中古品であることが多いので、その点は注意が必要です。
また、付属のマウスやキーボードの場合は、自分にとって使いやすい製品であるとは限りません。
そのため、基本的にマウスとキーボードは別に揃えるようにして、付属していたら予備が手に入ったくらいの気持ちでいるといいですよ。
デスクトップの中古パソコンを購入するのにおすすめショップ2選
- PC WRAP
- JUNKWORLD
ここでは、僕が利用したことがあるおすすめ中古パソコンショップを2つ紹介します。
利用したことがあるのはPC WRAPとJUNKWORLDで、一長一短あるのですがぶっちゃけどちらも問題なかったです。
それぞれ紹介していくので、確認してみてください。
おすすめサイト①:PC WRAP
中古のデスクトップパソコンを購入するおすすめショップ①は、PC WRAPです。
PC WRAPは業歴20年以上の老舗なので、安心して利用することができます。
特にうれしい点が、Windows11搭載の中古パソコンがあることです。
ぼくは、M.2SSDでCPUは第8世代のcorei3、メモリ8GBが搭載された中古のデスクトップパソコンを、3万円もしないで購入することができました(メモリは後に8GB増設)。
かなりコストフォーマンスがいい商品が多くあるので、予算に余裕があればもっと高スペックなものも買うことができます。
ただし、PC WRAPは、MARプログラム認定の再生事業者ではないっぽいです…。
でも、特に問題なくPCは動きますし、MARプログラム認定業者じゃないと安心じゃないって人でなければ、PC WRAPは問題なく利用できると思います。
おすすめサイト②:JUNKWORLD
中古のデスクトップパソコンを購入するおすすめショップ①は、JUNKWORLDです。
JUNKWORLDは、MARプログラム認定業者であり、さらに値段が安いです。
値段は安いですが、安いものはやはりスペックが落ちます。
僕が4~5年くらい前に購入したのは、CPUは第三世代のCorei5でHDDは500GB、メモリは4GBでした。
2万円以下で購入できたのはいいのですが、結局HDD→SSDに換装してメモリも4GB追加して利用してました。
結果としてかかった費用は、合計で2万円を超えることに…。
また、現時点でWindows11搭載の中古パソコンの扱いがないので、Windows11搭載のパソコンが欲しければPC WRAPを利用した方がいいですよ。
中古のデスクトップパソコン購入の注意点についてまとめ
- 中古パソコンでも最低限必要なスペックがある
- 作業する内容に応じてスペックを選ぶ
- OS・CPU・メモリ・ストレージは必ず確認
- 保証があるとなお良い
- 端子や光学ドライブなども確認
この記事では、中古のデスクトップパソコン購入について、以上の注意点などを紹介しました。
中古だと性能的に心配になるかもしれませんが、しっかりと見極めて選べば安心です。
安くて性能が良い中古のデスクトップパソコンはありますし、スペックが足りなくなってきたらCPUを交換したりメモリを増設したりすることができます。
また、長く利用したいのであれば、OSも新しいものにしておくのがよくWindowsなら11搭載のものがおすすめです。
Windows11搭載している中古パソコンを扱っているショップは少ないですが、PC WRAPであればWindows11搭載パソコンがあり、さらに値段も安くていいですよ!
これから中古パソコンを購入しようと思っている人は、このようなことを踏まえたうえで目的にあうマシンを探してみてください!