カメラの手入れの仕方がわからずに、メンテナンスせずに使っていませんか?
カメラは直接手が触れる物なので、汗や皮脂が付いたり埃が付着していたりすることも多いです。
そのままカメラを使っていると汚れで見た目が悪くなるだけでじゃなく、場合によっては不具合が発生することも…。
この記事では、そのようなことにならないように、カメラやレンズの手入れ方法やおすすめの道具などを紹介していきます。
そもそもカメラやレンズの手入れは必要?
カメラの手入れは、見た目を良くしたり不具合が起こらないようにするために必要です。
レンズであればガラス面に指紋が付いてると、撮ったときにぼやけたりしますよね。
そんなことがあるので、カメラやレンズは常に綺麗にしておく必要があります。
カメラやレンズ手入れに使用する道具
- ブラシ
- ブロアー
- クリーニングペーパー+クリーナー液
- レンズペン
カメラやレンズを手入れするのにおすすめの道具は、以上の4つです。
それぞれの道具について紹介していくので、確認していきましょう。
使用する道具①:ブラシ

手入れにおすすめの道具①は、ブラシです。
ブラシは、カメラ本体についた埃を取るのに使います。
ブラシがなければ毛先が柔らかい歯ブラシで代用可能ですが、できるだけ専用の物を用意した方が使いやすいです。
小型のブラシであればカメラバッグに入れておくこともできるので、出先でちょっと埃を払う時などに便利ですよ。
使用する道具②:ブロアー

手入れにおすすめの道具②は、ブロアーです。
ブロアーは、カメラやレンズに付着した埃やゴミなどを吹き飛ばすのに使います。
カメラやレンズに細かい埃や砂などがついたまま拭くと傷をつけてしまうので、ブロアーで吹き飛ばしてから拭いていきます。
ブロアーは、大小いろいろなサイズがありますが、小さいものだと力がなく使いずらいです。
そのため、なるべくでかいブロアーがいいですが、小さいものは携帯用に便利なのでカバンに忍ばせておきたいですね。

使用する道具③:クリーニングペーパー+クリーナー液

手入れにおすすめの道具③は、クリーニングペーパー+クリーナー液です。
クリーニングペーパー+クリーナー液は、レンズの表面を拭くのに使います。
クリーニングペーパーのドライタイプは、クリーナー液を付けて使う必要があります。
ウェットタイプのクリーニングペーパーだと、クリーナー液は必要ありません。
ウェットタイプのクリーニングペーパーは、個別包装であればカバンに装備しとくと出先で役立ちますよ。

使用する道具④:レンズペン
手入れにおすすめの道具は、レンズペンです。
レンズペンは、レンズの汚れを取るのに使います。
レンズペンは、かるく円を描くように汚れを拭き取ります。
レンズペンで指紋など油系の汚れを拭くと、先端のチップの寿命を短くしたり汚れを広げてしまうことも…。
そのため、使うときはクリーニングペーパーで拭き跡が残ったときに利用しましょう。

カメラの手入れ方法
ここからは、カメラの手入れ方法を紹介していきます。
手順は簡単なので、覚えておきましょう。
手順①:ブラシで埃を払う

カメラの手入れ手順①は、大きめのほこりをブラシで払うことです。
でかい埃ならすぐに払えるので、さっくりとブラシで払いましょう。
写真のブラシはちょっと小さいので、もうちょっとでかいブラシのほうが使いやすいですよ。
手順②:ブロアーで細かい埃を飛ばす

カメラの手入れ手順②は、ブロワーで細かいほこりを払うことです。
上の画像のような細かい場所とか、ブラシでは取りにくいところの埃を飛ばしましょう。
アクセサリーシューのとこは、普段からあまり使わなければそこまで埃はたまりません。
普段から使っていると、取り外しなどで埃がたまるのでよく確認しておくといいですよ。
手順③:マウント部分を掃除

カメラの手入れ手順③は、マウント部分の掃除です。
ブロワーを使う時は、上からごみが入らないように下向きにして行います。
マウント周りに埃とかついてなければ、ブロワーをかける必要はないです。

マウントのレンズとの接点部分は、かるく綿棒で拭きます。
マウント部分は、直接触るとこじゃないのでそれほど汚れることはありません。
しかし、手入れは注意が必要で、イメージセンサーには絶対に触らないようにしましょう。
イメージセンサーは触ったり傷をつけたりすると、カメラの修理や買い替えが必要になるのでマジで注意ですよ。
手順④:全体をクロスで拭く

カメラの手入れ手順最後は、全体をクロスで拭くことです。
カメラを手入れしているときに、本体をべたべた触っているので最後に吹き上げましょう。
ボタンなどの段差にたまった皮脂があれば、楊枝を使ったりして取るようにします。
レンズの手入れ方法
ここでは、レンズの手入れ方法について紹介していきます。
レンズもまたデリケートなものなので、丁寧に行う必要があります。
手順①:表面の埃を払う

レンズの手入れ手順①は、表面のほこりをブラシやブロアーで取ることです。
表面の埃を、ブラシやブロアーを使って払っておきましょう。
手順②:マウント部分を掃除する

レンズの手入れ手順②は、マウント部分をきれいにすることです。
電子接点の外側の所の埃をブラシで払い、最後にブロアーで吹き飛ばしましょう。
その際は、レンズの後玉を下に向けておこなうことで、レンズ内部にほこりが侵入しにくくなります。
そして、金属の接点部分を綿棒で拭きます。
後玉は基本触るようなことがないので、指紋とかが付いてない限り拭かなくていいです。
手順③:レンズ前玉を拭く

レンズの手入れ手順③は、レンズ前面を拭いていきます。
最初に前玉のホコリを取るのに、ブロワーをかけます。
ブラシだと傷つけてしまうので、必ずブロワーを使いましょう。

前玉のほこりを払ったら、クリーニングペーパーで拭いていきます。
クリーニングペーパーを四つ折りにして、クリーナー液を掛けましょう。

クリーニングペーパーにクリーナー液を付けたら、レンズの中心から円を描くように拭いていきます。
写真だとクリーニングペーパーを手に持ってますが、これだと指の皮脂が付いてしまうので本当はピンセットでつまんでやるのがいいです。
ただし、ピンセットを使うと力加減とかが難しいので、レンズを傷つけないに注意しましょう。
拭いた後は拭きムラというか跡が残ったりするため、最後にレンズペンで拭くといいですよ。
カメラやレンズ手入れ方法についてまとめ
どんなものでも使っていると、汚れてしまうものです。
気持ちよく使うためにも、定期的にメンテナンスをすることが大事。
毎回使った後にメンテナンスしろとは言いませんが、一週間に一回、一か月に一回くらいはメンテナンスしましょう。