外壁は雨漏りなどを防ぐためにもとても大事ですが、外観で好印象を持たせるためにも重要なものです。
外壁の塗装が剥げてくると見た目が悪く、機能性が落ちてしまうため注意が必要です。
家の外壁は素人が手を加えるのは難しいですが、車庫やシャッターなら自分でやることも結構簡単ですよ。
そこでこの記事では、車庫やシャッターの塗装のやり方を紹介していきます。
自分でするのはやっぱり難しいそうだなという人は、プロに依頼すると確実ですし安心ですよ。
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そもそも、なぜ外壁を塗装しなきゃいけないの?
家や車庫などの外壁は、塗装のはがれや劣化が起こると、そこから雨が染みこむ可能性があります。
雨が染み込むことによって、雨漏り・内部の木材や鉄筋を腐らせてしまう原因になります。
雨漏りや腐食が起こると、快適生活できなくなる以外にも最悪の場合は倒壊の危険も出てきますよね。
倒壊などの危険から守るためにも、外壁塗装は定期的に行う必要があります。
外壁塗装をする目安としては、外壁がひび割れていたり、手でこすったときに白い粉が付くようになったら塗装をする時期になっていると判断しましょう。
DIYで車庫の外壁塗装をする際に準備するもの6点
- 塗料
- 下塗り
- ハケ、ローラーバケ
- 養生テープ
- コンクリートのひび割れの補修剤
- 高圧洗浄機
外壁塗装をする際には、このような道具が必要になります。
作業をする前にホームセンターやネットショップで購入して、用意しておきましょう。
車庫の外壁塗装をDIYで行う時のやり方
- 外壁の汚れを落とす
- 外壁のひび割れを補修
- 養生テープ⇒下塗り剤
- 塗料を塗る
車庫の外壁塗装を行う際のやり方を紹介します。
1、外壁の汚れを高圧洗浄機で汚れを落とす
まず、外壁が汚れいているので、高圧洗浄機などを使って汚れを取っていきます。
外壁に汚れが付いていると、塗料がうまく塗れないだけでなく、すぐにはがれてしまう原因になるのでしっかりと汚れを落としましょう。
高圧洗浄機がない場合は、ブラシでこすって洗い流すようにします。
また、水で濡れるのでしっかりと乾燥させるために、1日ほど乾かすことが必要です。
高圧洗浄機を掛けて、汚れを落とした状態。
2、外壁のひび割れを補修
汚れを落として乾かしたら、ひび割れたところなどに補修材を詰めて穴を埋めます。
穴が開いているところは塗料を塗るとへこんでしまうので、しっかりと補修材で穴を埋めておくことが大事です。
補修材もしっかりと乾かしてから、次に作業に移ることが重要ですよ。
3、養生テープを張り下塗り剤を塗る
塗料などがついちゃまずい場所に養生テープを張り、予防しておきます。
養生テープは、下塗りから塗料を塗るまで使うので、下塗り剤を塗った後も剥がさないでおきましょう。
水性塗料なら水性用の、油性塗料なら油性用の下塗り剤を用意します。
広い面はローラーバケを使い、細かい縁の部分などを普通のハケを使って塗っていきます。
下塗り剤を塗ったら、規定の時間乾燥させましょう。
4、外壁に塗料を塗る
水性塗料だと、水で薄めて伸ばすことができるので、適度に塗りやすい濃度まで薄めて使います。
塗料を薄めすぎると下地が見えてしまい、薄めるのが足りないと伸びが悪いので気を付けましょう。
そして塗っているうちに容器に移した塗料が乾いてきて、どんどん濃くなってしまい気づかずに使っていると濃淡のムラが出てしまうので気を付けましょう。
まあ僕は気にしませんが・・・。
画面は暗いですが、塗りムラがやばいのがわかりますよね?。
でも塗る前に比べればとても良くなっているので、最初の段階よりも良くなっていればいいというスタンスです。
雨が降らないことを祈りながら、乾くのを待ちましょう。
塗りムラをできるだけ少なくしたいなら、重ね塗りがOKの塗料であれば乾いてから再度塗るといいですよ。
シャッターの外壁塗装のやり方
- 汚れを取る
- 養生テープ貼る⇒下塗り剤
- 塗料を塗る
シャッターも車庫の外壁と同じように表面の汚れを取り、補修をして養生テープを張り、下塗り上塗りの順で行います。
シャッターの内側も錆びたりしているので、ワイヤーブラシなどを使ってしっかりと表面の錆を落として凸凹がないようにしておきましょう。
シャッターの取っ手や鍵穴も、しっかりと養生しておきましょう。
取っ手はまだいいですが、鍵穴は養生していないと塗料が入りこんで鍵が回らないということもあるので注意が必要ですよ。
シャッターは、車庫の外壁を塗装するのとは違い、位置が低いので脚立を使わなくてもいいので楽でした。
しかし上側は腕を伸ばして行うため、後半はすごくだるいですね・・・。
あと、シャッターは凹凸があるのでローラーバケではなく、普通の刷毛で塗る方が良いですね。
塗り終わったら塗る前よりは綺麗になっていたので、とりあえずは満足しています。
車庫・シャッターをDIYで外壁塗装:まとめ
車庫やシャッターの外壁塗装をする際は、高所作業をすることもあります。
足場を組んで行えればそれが良いですが、DIYでするには大掛かり過ぎますよね。
また、隣の家が近いと万が一塗料が跳ねてしまった場合に、取り返しのつかないことにもなりかねません。
そのため、安全にそして安心して外壁を塗装したのであれば、プロに任せることが一番です。
車庫だけでなく、家の外壁も日ごろから注意しておかなければいけないので、前回塗装してから10年以上経っているようであれば、外壁塗装を依頼することも考えてみましょう。
一括見積を利用すると、複数の業者を比較しやすく相場感も得られるのでおすすめですよ!