風景写真で三脚を使えば、カメラのブレを抑えられると思っていませんか?
実は三脚を使っていてもブレることがある。
シャッタースピードが遅ければブレるのは、被写体が揺れるから仕方ありませんが、その際にはカメラが揺れることも。
なぜ三脚を使っていてもカメラが揺れるのか、それはシャッターボタンを手で操作するため。
そんな時に便利なものがレリーズ。
どんな時に使うものなのか確認しておきましょう。
レリーズって何?

直接カメラに触れなくても、シャッターを切れるリモコン。
三脚を使っている時、シャッタースピードを上げられない時に利用する。
三脚を使う時シャッタースピードが速ければ、ボタンを押した際の揺れも大してきにならない。
でもシャッタースピードが遅いと、ボタンを押した際の揺れの影響を受けやすくなる。
そのため、直接触らずにシャッターを切るために、レリーズが必要になる。
レリーズの選び方
カメラメーカーによって端子の形状が違うため、ちゃんと対応したものを選びましょう。
有線と無線があるが、有線の方が安心して使える。
レリーズの使い方

カメラに装着すれば使うことができる。
三脚にカメラをセットして使う際は、気を付けなければいけないことがある。
ケーブル付きのレリーズで気を付けること
ケーブル付きのレリーズはワイヤレスに比べて確実性があるが、ケーブルが付いていることで気を付けるべきことがある。
引っ張りすぎないこと
カメラと直接つながっているので、引っ張りすぎると構図がずれてしまう。
また三脚が転倒することもあるので、レリーズを持ったまま動かないようにしたい。
余った長さが邪魔になる

ケーブルがあると、余分な長さは邪魔に感じる。
そんな場合は、三脚のハンドルに洗濯ばさみなどで止めておくと邪魔にならない。
強風の時などたるんだケーブルが、風にあおられてブレることもあり、必要ない長さは束ねておくと安心。
ワイヤレスのレリーズで気を付けること
ワイヤレスのレリーズはケーブルがないので使い勝手がよさそうですが、気を付けることがある。
障害物があると操作できない
受信方式によっては違いますが、赤外線方式の場合は障害物があると操作できません。
また受光部に向かってリモコンを向ける必要があるので、カメラの向きによっては受信しない。
ほとんど電波式に変わっているので、無線のレリーズを選ぶ時は電波式を。
レリーズがない時はどうすればいい?
レリーズを持っていない場合は、セルフタイマーを使ってブレなくすることが大事。
セルフタイマーを使えば、シャッターボタンを押してもすぐに撮るわけじゃないので、手を放す余裕ができます。
レリーズを買おうか迷ってる、レリーズを持ってくるのを忘れてしまった、という場合はセルフタイマーを活用しよう。
風景写真を撮るなら必需品
レリーズは風景写真を撮るには必需品なので、三脚を使って滝や山などを撮る時は必ず用意しておこう。
ケーブル付きのものは注意すべき点も多いですが、動作も安定してるのでおすすめです。
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