レザークラフトをするうえで菱目打ちは必需品です。
革を縫い合わせるためには穴を開けることになりますが、その穴の形状も重要なんです。
そこで菱目打ちを使うわけですが、選び方を間違えてしまうと大変なことに。
なので今回は菱目打ちの選び方について、軽く紹介していきます。
菱目打ちとは
菱目打ちとは革に穴をあける道具です。
開けた穴の形が菱型をしているので、菱目打ちと呼ばれます。
菱目打ちの選び方
- ピッチ
- 太さ
- 目数
これだけは押さえておきましょう。
菱目打ちは選び方を間違えると、えらい目にあうので注意が必要です。
僕も最初買った時に安いものを買って失敗しているので、注意しましょう。
ピッチ
刃の中心と中心の間隔のことです。
ここで注意しなくちゃいけないことがあって、しっかりとピッチ間隔を確認することです。
クラフト社の菱目打ちは刃の幅で記載されていて、2mm幅だとピッチ間隔は4mm、1.5mmだと3mmといった感じになります。
それでピッチ間隔の選び方ですが、薄い革や小物を作るなら3mm、厚い革や大きめのものを作るなら5mm位を用意しておきましょう。
太さ
刃の太さも考える必要があります。
これは使う針や糸なども考慮しなければいけませんが、あけた穴が小さいと針が通りにくいんですよ。
さらに糸も通すことになり、二本の糸が通ることを考えると小さいと無理です。
そのためある程度の太さが必要になります。
個人的におすすめはクラフト社ですね。
ピッチ幅をちゃんと確認しておけば、作りもしっかりしてるし信頼できますよ。
目数
穴開ける時は目数はとても重要です。
レザークラフトって結構直線縫うこと多いですよね。
そんな時に目数が少ないと、何度も穴を開ける作業を繰り返す必要があります。
でもだからといって目数が多いとカーブとか細かい部分に使うことができません。
なので優先順位としては、2本目>4本目>1本目>6本目といった方が良いと思います。
2本目は直線もカーブもいけるし、直線が面倒になれば4本目を買って、細かい微調整が必要になってくれば1本目を用意するのがいいでしょう。
なので最悪2本目だけ持っとけば何とかなります。
菱目打ちまとめ
菱目打ちを選ぶ時は
- ピッチ
- 太さ
- 目数
これを意識して買うようにしましょう。
安いものとかも多く販売されていますが、基本的にある程度の値段のするものを選ぶ方が安心できますよ。
どのメーカーのものを選べばいいか迷ったら、クラフト社の菱目打ちにしておけばおおむね大丈夫です。