この記事では、牛肉の赤ワイン煮の作り方を紹介していきます。
赤ワインが余ってしまって、使い道に困ったことはありませんか?
そんな時は牛肉の赤ワイン煮を作ることも選択肢の一つです。
煮込み料理なので何時間も煮込まなきゃと思いがちですが、圧力鍋を使えば意外と手軽に作ることができます。
ここでは、そんな牛肉の赤ワイン煮の作り方を紹介していきます。
牛肉の赤ワイン煮のレシピ
材料 | 分量 |
牛肉ブロック (もも肉やほほ肉) | 適量 |
赤ワイン | 適量 |
玉ねぎ | 1個 |
人参 | 1本 |
セロリ | 1本 |
オレンジジュース | 適量 |
赤ワイン煮の作り方・手順
- 牛肉を野菜と赤ワインでマリネする
- 野菜と赤ワインを鍋にあけ、牛肉は焼く
- 肉が柔らかくなるまで煮込む
- 肉を取り出し野菜を濾す
- ソースを煮詰めていく
- 盛りつけ
牛肉の赤ワイン煮は、上記の流れで作ります。
それでは、各手順を確認していきましょう。
①牛肉と野菜を赤ワインでマリネする
玉ねぎ・人参・セロリをスライスし、フライパンに適量の油を敷き、あめ色になるまで炒めます。
炒めた野菜・牛肉・赤ワインを袋に入れて冷蔵庫で一日漬け込みます。
袋が破れてしまうと大惨事になるので、バットやボウルの上に置いて冷蔵庫に入れると安全です。
②野菜と赤ワインと鍋にあけ、牛肉を焼く
野菜と赤ワインを鍋に入れ、牛肉は水けを切って焼きます。
牛肉に塩・胡椒を振り、小麦粉をつけ、フライパンでこんがりするまで焼きましょう。
③肉が柔らかくなるまで煮込む
野菜を赤ワインが入った鍋に、焼いた牛肉を入れて柔らかくなるまで煮込みます。
固さの目安は、竹串がスーッと入るくらいまで煮込みましょう。
肉が十分に柔らかくないと食感が悪いので、しっかりと煮込むことが大事です。
煮込む際は肉が全部浸る位の水分が必要なので、水分が足りなければ赤ワインや水を足します。
煮込むときにローリエがあれば、一枚入れておくとgood。
圧力鍋があると、煮込み時間の時短になっておすすめです。
④肉を取り出して野菜を濾す
肉が十分に柔らかくなったら、鍋から取り出します。
また、野菜は濾して、別の鍋で煮汁と一緒にしましょう。
野菜のかけらが残るとだめなので、しっかりと裏ごすか、裏ごしできず残った部分は捨てましょう。
⑤ソースを煮詰めていく
鍋に移した煮汁と野菜を裏ごしたものを煮詰めていきます。
その際、オレンジジュースを適量入れて煮詰めましょう。
途中、灰汁と余分な油を取りながら、とろみが出るまで煮詰めます。
十分なとろみがついたら、塩・胡椒・砂糖であたりをつけます。
最後に適度な大きさにカットした肉を入れて、軽くあたためて出来上がりです。
⑥盛りつけ
最後に盛り付けて完成です。
写真は、付け合わせにマッシュポテトとブロッコリー、人参のグラッセを添えました。
しめじは、ソースを温めるときに一緒に入れて火を通しています。
赤ワイン煮は色が暗めなので、明るい色の付け合わせを添えると見た目も良くなります。
まとめ:ワインは早めに使い切ろう
赤ワインを2Lとか多めのものを買うことがありますが、量が多くて飲みきれないことも…。
赤ワインは使い道があればいいけど、少しずつしか消費できないと酸化してダメになったりすることもあります。
そんな時に赤ワイン煮などに使うと、一度に大量に利用できすぐに使い切ることも可能です。
ワインを早めに使い切りたい場合は、赤ワイン煮を作るのがいいですよ。