この記事では、ガトーショコラの作り方を紹介していきます。
膨らまないという失敗がありますが、それは混ぜすぎが原因です。
また、膨らんだ後にしぼむのは、チョコが多く入っている特性上仕方ないもの。
そんなガトーショコラの作り方を紹介していくので、ぜひ参考にしてください。
ガトーショコラのレシピ(丸型18㎝)
材料 | 分量 |
卵黄 | 3個分 |
グラニュー糖 | 75g |
スイートチョコ | 65g |
無塩バター | 48g |
生クリーム | 40g |
薄力粉 | 15g |
ピュアココア | 40g |
メレンゲ | |
卵白 | 3個分 |
グラニュー糖 | 35g |
事前に準備しておくこと
- 型にクッキングシートを張り付けておくこと
- オーブンは170℃に余熱しておくこと
- 薄力粉とココアはふるっておくこと(ココアはバンホーテンなどの純ココア・ピュアココアパウダーなどを使うこと。ミルクココアなどはココアパウダー以外にも入っているので使わない)
- チョコとバター、生クリームは一緒のボウルに入れて、湯煎にかけて溶かしておくこと。チョコはフレーク状の物を使うと、刻んだりする必要がなく使いやすい。
使う道具
- ボウル
- ゴムベラ
- ホイッパー
- ハンドミキサー
- 焼き型
お菓子作りに使う道具は別の記事でも紹介してるので、そちらも参考にしてみてください。
ガトーショコラの作り方
- 卵黄とグラニュー糖を混ぜる
- チョコ・バター、生クリームを加える
- 薄力粉・ココアを加える
- メレンゲを作って加える
- 型に入れて焼く
ガトーショコラの作り方は、上記のとおりです。
各手順でどのようなことを行うのか、詳しく確認していきましょう。
手順①卵黄とグラニュー糖を混ぜる
大きなボウルに卵黄とグラニュー糖75gを入れて、白っぽくなりもったりとするまで混ぜます(ブランシール)。
この時、軽く湯煎にかけるとやりやすいです。
※卵黄にグラニュー糖を入れて放置すると固まるので、すぐに混ぜること。
手順②チョコとバター、生クリームを加える
①に、湯銭にかけて溶かしたチョコ・バター、生クリームを入れて混ぜます。
しっかりと混ぜ合わせましょう。
手順③薄力粉とココアを加える
②にふるっておいたココア・薄力粉を入れて混ぜます。
ここで混ぜすぎるとグルテンが出て、膨らまない原因になるので注意しましょう。
手順④メレンゲを作り加える
油気のないきれいなボウルに卵白を入れて、メレンゲを作ります。
ボウルに油気が残っていると泡立ちにくいため気をつけましょう。
卵白はそのままだとメレンゲを作りやすいですが、安定性がないためすぐに泡がつぶれてしまう。
グラニュー糖が入ると安定性は良いが、泡立ちにくくくなる。
そのため、最初は少量加え泡立て、ある程度固さが出てからグラニュー糖を加えることで泡立てやすい。
ハンドミキサーやスタンドミキサーであれば、力が強いので気にしなくてもいい。
メレンゲを③に加えて混ぜていきます。
まず、ゴムベラで一すくい分ほどのメレンゲを入れて混ぜましょう。
メレンゲを少し加えることで次に加えるときになじみやすくなります。
この時はホイッパーで混ぜても大丈夫です。
残りのメレンゲを二回に分けて加え、ゴムベラでなるべく泡を潰さないようにさっくりかつ丁寧に混ぜます。
ここで混ぜすぎることでメレンゲがつぶれてしまい、膨らまなくなるので気を付けましょう。
手順⑤型に入れて焼く
型に入れて、170℃のオーブンで40分ほど焼きます。
竹ぐしを刺して、ドロッとした生地が付いてこなければ焼き上がりです。
焼きあがった後に大きくしぼんだり、膨らまない場合、メレンゲを角が立つまで泡立てていない、混ぜるときに泡をつぶしているのが原因です。
メレンゲの出来や混ぜ方に問題がない場合は、生地が冷めてしまい熱の伝わりが悪いことも原因として考えられます。
メレンゲを作るときに生地が冷めるなら、メレンゲを最初に作るのも選択肢です。
それ以外にも、粉を入れてから混ぜすぎなこともあるので注意しましょう。
ガトーショコラの作り方を動画にしたものもあるので、こちらも参考にどうぞ。