レザークラフトをしたいけど、何を揃えればいいか迷ってませんか?
使う道具はたくさんありますが、必ず使うものは限られてきます。
この記事では、レザークラフトでキーホルダーや財布などの小物を作るときに必要な道具を紹介していきます。
レザークラフトの道具を簡単に揃えたいならセットものが便利!
一つずつレザークラフトで使うアイテムを集めるのが面倒な場合は、道具をセットで購入することも選択肢の一つです。
しかし、使用しない道具などが入っていることもあるので、どんなアイテムが含まれるのかしっかりと確認しておくようにしましょう。
また、セットで買う場合は、追加で足りないものを買うようにするのも大事なことです。
セットものは、針が弱いものが多いのでクラフト社の縫い針を用意しておくといいですよ。
レザークラフトをする際に必須の道具18選!
ここで紹介するものは、レザークラフトをする上で準備しておかないと作るのに支障をきたすものです。
そのため、どんなものが必要になるのかしっかりと確認をして、ちゃんと揃えておきましょう。
①革:これがないと始まらない
レザークラフトをする際に、なくてはならないのが革です。
革と皮の分類ですが、皮は何も処理をしていないもので、革は鞣しなどの処理をしたものになります。
レザークラフトで使用するものは、鞣してある革です。
鞣しの方法によっても違いがありますが、経年変化を楽しみたいのであればタンニン鞣しのものを選ぶことでエイジングケアしていけば、時間が経つごとに飴色に変化していき色に深みが増します。
革を購入するときは、ちゃんとしたショップで買うと品質も良いので愛着がわく作品を作ることにもつながりますよ!
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②型紙:自作したり市販品を使ったり
レザークラフトをする際に、型紙がなければ物を作れないので、必ず用意しましょう。
手っ取り早く作りたいなら、売られている型紙を買うのも選択肢の一つです。
また、本などに付属していたりもするので、それを使うこともできますよ。
オリジナリティを出したい場合などは、1から設計した方がより愛着のわく作品を作ることができます。
ちなみに、僕は自作派です(費用削減のため)。
③ビニール板(下敷き):カットするときに敷く
ビニール板(下敷き)は、革をカットする際に下に敷いて使います。
机などをカッターや革包丁の刃から守るためにも、必需品です。
僕は百均で買ったのを使っていますが、作業する場所にもよりますが大き目のものがあると便利ですよ。
また、下敷きが汚れていると革を汚してしまうので、定期的に汚れを落としておくことも大事です。
④目打ち:型紙をなぞるのに必要
目打ちは型紙をなぞって、革を切るための跡を付けるのに使います。
これも百均に売ってるので、安く手に入れることができますよ。
高いものを買ったとしても跡を付けるためなので、宝の持ち腐れになっちゃいますよね。
レザークラフトでは道具は安いものでも代用できるので、積極的に代用できるのは安いものを探しましょう。
⑤カッター:革をカットするに使用
カッターは、革をカットするのに使います。
革包丁などもありますが、最初はカッターで十分です。
というか、革包丁は扱いがちょっと難しかったりするので、本格的にやるか分からない場合はカッターで切っていきましょう
直線をカットする際は、ロータリーカッターもあると便利です。
⑥定規:革を直線にカットする際に使用
定規は、革を直線にカットするときに使います。
長財布を作るくらいであれば、25cmくらいあれば十分ですよ。
小物作りの際は大きすぎると使いにくいので、用途に合わせて長さの違うものを用意しておくといいです。
もちろんこれも、百均で用意することができます
⑦床面処理剤:床面やコバを磨く際に
床面処理剤は、床面や断面(コバ)などに塗布して磨くのに使います。
床面処理剤を利用して床面を磨くことで、毛羽立ちを抑えて見た目や耐久性を上げてくれます。
トコフィニッシュやトコノールといったものがあり、僕はトコノール派ですね。
こちらの記事で床面処理剤の使い方を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
⑧スリッカー:主にコバを磨く時に利用
スリッカーは、コバや床面を磨くときに使います。
木製のものなので、自作することも可能です。
ミニルーターのビットがスリッカーになっているのもあるので、そちらを使うと磨くのが楽ですよ。
コバ磨きなどについては、こちらの記事で紹介してるのでぜひ参考にしてください。
⑨ガラス板:床面を磨く時にあると便利
床面に床面処理剤を塗った後に、床面を磨くのに使います。
丸みを帯びた瓶底で代用することも可能で、僕はいまだに瓶を利用しています。
ガラス板の方が一度に磨ける面積が大きいので、特に理由がないのであればガラス板を用意した方がいいですよ。
⑩ゴムのり:革と革の仮止めに
革を縫う前に、仮止めするときに利用します。
接着力が弱いので、いったん貼り付けてもはがすことができ扱いやすいです。
仮止めに利用するものなので、できるだけ接着力が弱いものの方が良いような気がします。
⑪ヘラ:ゴムのりなどを塗るときに
ゴムのりを塗るときや床面にトコノールなどを塗るとき、伸ばすのに使います。
トコノールなら指で伸ばすのもありですが、ゴムのりは手で触ってはいけません。
そのため、安全にゴムのりを塗るためにも、へらを用意しておきましょう。
百均にも売っていますが、ホームセンターで使いやすいものを選んだ方が無難ですね。
⑫マルチステッチンググルーバー:ライン引きや溝堀に
革を縫う前のライン引きや溝彫り、ヘリ落としなどに使います。
ラインを引くならネジ捻があればいいですが、ヘリ落としなども別でそろえると高額になります。
マルチステッチンググルーバーは安い物だと作りが甘かったりするので、一本五役で1000円以上のは欲しいところです(それでも安いが)。
僕は安いものを使っています・・・。
⑬ゴム板:菱目打ちを使う時に使用
革に菱目打ちで穴をあける時に、下に敷いて使います。
ゴム板はホントに重要なので、小さくてもいいので買っておきましょう。
小さくてもいいなら数百円で買えますが、できるだけ大きな方が使い勝手がいいですよ。
⑭菱目打ち:縫う穴をあけるのに使用
菱目打ちは、革に穴を開ける時に使用します。
革はそのままでは針が通らないので、縫い穴をあける必要があるんですね。
そのため、菱目打ちもちゃんと揃えておくことが大事ですよ。
菱目打ちの選び方の記事は、こちらの記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
⑮ハンマー:菱目打ちを叩く時に使用
ハンマーは、主に菱目打ちを打つときに使います。
種類も様々で、金づちや木槌、ゴムハンマーなど色々ありますよ。
金づちだと音が響くので、木槌やゴムハンマーのほうがいいかもしれません。
こちらも、百均で手に入れることが可能です。
⑯縫い針:革を縫い合わせる時に使用
縫い針は、革を縫い合わせる時に使います。
色々な針がありますが、おすすめはクラフト社の手縫い針です。
僕は細も太も両方使っていますが、丈夫でまだ折れたことはありません。
針の太さは、使う糸や作品などによって使い分けましょう。
縫い針や縫い方について紹介している記事がこちらなので、ぜひ参考にしてください。
⑰糸:縫い針と合わせて使用
レザークラフトで使う糸には様々な物があり、麻糸を使う場合は蝋引きする必要があります。
蝋引きも全部自分でしたいというならいいですが、面倒なら蝋引きしてある糸を使うのが手っ取り早いですよ。
または、化繊の糸を使うという方法もあります。
⑱やすり:コバ磨きの前に滑らかにする
やすりは、コバを磨く前に、切り口を滑らかにするのに使います。
サンドスティックがあると便利ですがが、紙やすりでも代用できます。
綺麗に仕上げるためには、目の粗さも荒いものから細かいものまで揃えておきましょう。
レザークラフトであると便利な3つの道具!
レザークラフトをする時は、あると便利な道具もあります。
なくてもできなくはないですが、持っていると作業がはかどる道具を紹介するので参考にしてみてくださいね。
①レーシングポニー:縫う際に革を固定する
革を縫う際に、革を固定して使います。
小さなものであれば手で持ちながらでもいいですがが、大きなものになると手で持ちながら縫うのは面倒ですよね。
また、手で持つことで手汗で革が濡れることもあるので、レーシングポニーは用意しておきたい道具の一つです。
②ローラー:ゴムのりを付けた後に圧着する
ローラーは、ゴム糊を付けた後に革同士を圧着する際に使います。
なければ端切れで覆って、ダブルクリップなどで押さえつけるなどすればいいですよ。
個人的には、レーシングポニーよりも優先度は低いです。
③重し:型紙が動かないようにする
重しは、型紙の線を引くときに動かないように固定するのに使います。
型線を引く時はズレたらいけないので、重しを用意するときはできるだけ重いものが良いです。
しかし、しっかりと手で固定していれば重しは必要ないので、個人的には今のところ必要ありません。
レザークラフトに必要な道具についてまとめ
何を作るかによりますが、とりあえずは上記で挙げた必須の道具を準備しておけば大丈夫だとおもいます。
レザークラフトを始める際には色々な道具が必要になり、費用もかかります。
百均で代用できるものは代用して、費用を抑えましょう。
あと、レザークラフト用品を買う場合、どこにお店があるのかわからないこともありますよね。
新潟市なら、亀田のムサシの二階にあるアークオアシスに売ってますよ。
手芸用品や絵画用品など様々な物があるので、他のことにも興味があれば楽しめます。
ネットでも色々ありますが、僕は10cube Leathermartで革を買ってます。
アマゾンや楽天にも出店しているので、ここの自社サイトで購入する以外にも選択肢があるので便利ですよ。