夏から秋に収穫されるかぼちゃ。
かなり保存がきき、夏に収穫したものを冬に食べることもできます。
今回はそんなかぼちゃを使ったプリンの作り方です。
かぼちゃプリン・レシピ(丸形18㎝)
材料 | 分量 |
カボチャペースト | 300~500g |
牛乳 | 適量 |
全卵 | 3個 |
卵黄 | 2個 |
グラニュー糖 | 100g |
カラメル | |
砂糖 | 120g |
水 | 20g |
事前に準備しておくこと
- オーブンは200℃に予熱しておくこと
- 型にバターを塗っておくこと
- ※生のカボチャを使うときは、蒸して裏ごししておくこと。皮を付けたまま蒸した方が皮を取りやすい。柔らかければ柔らかいほど裏ごしが楽。
カボチャは裏ごしておかないと、繊維が残り口当たりが悪い。
裏ごすのが面倒ならかぼちゃペーストを利用しよう。
使う道具
- ボウル
- ゴムベラ
- ホイッパー
- 鍋
お菓子作りに使う道具は別の記事でも紹介してるので、そちらも参考にしてみてください。
カラメルの作り方
初めにすることはカラメルを作りです。
最初に作って型に入れて固めておく必要があります。
小鍋に砂糖を入れて、強火で溶かします。
この時使うのは、シリコンベラ。
砂糖が溶けても加熱を続けることで、茶色っぽくなってきます。
沸騰するまで続け、良い色になったら水を張ったボールに鍋底をつけ冷やし(写真の色は薄い)、すぐに水を加えましょう。
火を入れて焦がしてしまうと苦いだけになるので注意。
自信がなければ色が薄いうちに火から下ろそう。
水を加えると跳ねるのでやけどに注意が必要。
金属のボウルでふたをして、その上から水を入れるのも方法の一つです。
水を入れたら再び火にかけ、全体がなじむようにしましょう。
そして型に入れて冷やして固めます。
写真はカラメルの量が少なかった。
鍋についたグラニュー糖は洗っても落ちにくいです。
なので鍋にお湯をいれて沸かすと、固まったカラメルが溶けるから綺麗にしやすくなります。
固まらないカラメルソース
後からかける固まらないカラメルソースを作る場合には、砂糖250gと水100gで作りましょう。
水の比率が違うだけで、作り方は同じ。
出来上がったら、密閉できる容器などに入れて保存します。
固まらないカラメルソースの作り方を動画でも紹介しているので、こちらの参考にしてみてください。
かぼちゃプリンの作り方・手順
かぼちゃペーストや裏ごししたかぼちゃに牛乳を加えて、硬さを調節します。
裏ごししたものだと、結構トロトロした状態まで牛乳を加えましょう。
初めて作る場合は、ドロドロ位で止めておくと失敗を減らせます。
この時、牛乳の半量を生クリームに変えるとより濃厚に。
カボチャがちょうどいい固さになったら、全卵・卵黄・グラニュー糖を加え良く混ぜましょう。
生地をカラメルを敷いた型に流しいれます。
そしてお湯を張った天板に乗せ、150℃で60分~蒸し焼きに。
焼き時間は固さを見て調整します。
天板にお湯を張るのは不安という場合は、型が入る大きさのバットに入れてお湯を張ってもOK。
というかバットに入れた方がお湯の量も多く入れられるので、熱も伝えやすいから家でやるならおすすめです。
竹串を刺して、生地がついてこなければ焼き上がりです。
分ける時は、8等分にカットするのが簡単ですね。
盛りつけ時は、ホイップクリームをクネル型にして上に乗せると見た目が良くなります。
クネルの仕方は慣れれば簡単なので覚えておきましょう。
カスタードプリンの動画ですが参考にどうぞ。
カスタードプリン・レシピ(丸形18㎝)
材料 | 分量 |
牛乳 | 500g |
全卵 | 3個 |
卵黄 | 2個 |
グラニュー糖 | 140g |
カラメル | |
砂糖 | 120g |
水 | 20g |
卵とグラニュー糖を混ぜて、温めた牛乳を加えて天板にお湯を張り150℃のオーブンで60分~焼いてきます。
さつまいもプリン・レシピ(丸型18㎝)
材料 | 分量 |
さつまいもペースト | 500g |
牛乳 | 500g |
全卵 | 3個 |
卵黄 | 2個 |
グラニュー糖 | 50~100g |
カラメル | |
砂糖 | 120g |
水 | 20g |
作り方はかぼちゃプリンと一緒です。
カボチャプリンの作り方 まとめ
滑らかな口当たりにするには、しっかりと裏ごしをしておくことが大事です。
カボチャの繊維が残っていると口当たりが良くないので、裏ごしは必ず行いましょう。
裏ごし器があれば一番ですが、ない場合はざるで裏ごしても大丈夫です。
直前に何か足りないものが見つかったら、代用できるものがないか探してみましょう。
カラメルを作るときはシリコンベラを使ってますが、これは普通のゴムベラでは溶けるからです。
なのでシリコンベラがなければ、木べらを使ってもOK。
色々考えながら作業をすると、臨機応変に対応できるようになりますよ。