この記事では、パート・シュクレ(甘いタルト生地)の作り方を紹介していきます。
タルト生地にはいくつかの種類がありますが、その一つがシュクレです。
シュクレは甘いタルト生地であり、よく使われるタルト生地の一つ。
しっかりと作る手順を確認していってください。
パート・シュクレ(甘いタルト生地):レシピ
材料 | 分量 |
無塩バター | 150g |
粉糖 (なければグラニュー糖) | 95g |
全卵 | 1個 |
アーモンドプードル (パウダー) | 40g |
薄力粉 | 250g |
(アーモンドプードルがなければ薄力粉を290gに)
事前に準備しておくこと
- バターは室温に戻して柔らかくしておく
- アーモンドP、薄力粉はふるっておく
パート・シュクレ(甘いタルト生地)の作り方・手順
- バターをポマード上にして粉糖を混ぜる
- 卵を加える
- 粉を加える
- 生地を伸ばす
- 型に敷く
- 冷蔵庫で休ませたから焼く
パート・シュクレ(甘いタルト生地)を作る手順は、上記のとおりです。
それぞれの流れを見ていきましょう。
①バターをポマード状にし、粉糖を混ぜる
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パート・シュクレ(甘いタルト生地)を作るときは、まず、室温に戻したバターをボウルに入れ、ホイッパーで混ぜてポマード状にします。
写真はバターが十分に柔らかくなってない・・・。
※このとき、バターは室温に戻して、十分に柔らかくしておく必要があります。
柔らかくなってなければ、柔らかくなるまで待ちましょう。
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バターがポマード状になったら、粉糖を加えて混ぜます(写真はグラニュー糖)
シュクレは水分が少ないので、グラニュー糖だと溶けにくいため粉糖のほうがいいです。
グラニュー糖を使用するときは、良く混ぜて溶かすようにしましょう。
写真は木べらでやってますが、バターが十分に柔らかいならホイッパー使ったほうが簡単ですよ。
②卵を混ぜる
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卵を少しずつ加え、バターと良く混ざるようにしっかりと混ぜていきます。
バターが十分に柔らかくないと、卵と混ざらないので注意しましょう。
③粉を入れて混ぜる
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粉を加えたら、ざっくりと混ぜます。
※ここで練り混ぜたりすると、グルテンが多く出て焼き縮みする原因になる。
また時間をかけると手の温度でバターが溶けてしまうので、手早く行う。
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混ざったらラップに包んで、冷蔵庫で一日ほど寝かせます。
④生地を伸ばす
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冷蔵庫で寝かした生地は硬くなっているので、軽く練って柔らかくします。
練る時は台に打ち粉をしましょう。
柔らかさの目安は、伸ばしやすいくらいです。
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綿棒で厚さ3~4mmほどに伸ばします。
伸ばすときは、少し伸ばしたら向きを90度変えて伸ばすを繰り返しましょう。
柔らかさが足りないと、途中でひび割れる原因になります。
上記写真のようになります・・・。
![](https://that-is-good-this-is-good.com/wp-content/uploads/2017/03/135925178f84aa21be9d0cecf816b9e5-1024x768.jpg)
型よりも大きくなるように伸ばしましょう。
⑤型に敷く
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隙間がないように、型に敷いていきます。
底面と側面の角に指を押し当てて、すき間がないようにしましょう。
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型からはみ出した生地を、麺棒やナイフで切ります。
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型の縁よりも生地を5ミリほど上げて、ふちに掛かるようにしましょう。
こうすることで焼き縮みが少なくなります。
⑥冷蔵庫で休ませてから焼く
型に生地を敷いたら、冷蔵庫で30分ほど休ませます。
冷蔵庫から出す前に、オーブンを180度に予熱しておきましょう。
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クレームダマンドを入れずに焼く場合は、フォークで穴をあけてから焼きます。
クッキングシートを敷きタルトストーンを乗せ、180℃のオーブンで10分ほど焼きましょう。
その後、タルトストーンを取ってさらに5分ほど焼きます。
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うちにはタルトストーンがないので、タルトストーンを乗せないで15分ほど焼いています。
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中に流し込むものが液体の場合には、卵黄を塗って軽くオーブンに入れて乾かします。
まとめ:パートシュクレは夏より冬のほうが作りやすい
パートシュクレは、気温が高いと生地を伸ばすときに柔らかくなりすぎて、やりにくいことがあります。
そのため夏よりは冬のほうが、パートシュクレを伸ばすときは楽です。
そんなこともあるので、シュクレを作るときは時期を考えことも大事です。
また、タルトを作るときは、生地に流して一緒に焼くクレーム・ダマンドというものがあります。
他にも、チーズタルトにするなどいろいろとアレンジが可能です。
それぞれの作り方を別の記事で紹介しているので、そちらも参考にしてみてください。